海洋プラスチックによる環境汚染問題に対して、 欧州各国では取り組みが本格化しています。
日本でも対応が始まっており、環境省は2030年までに 使い捨てプラスチックの25％削減目標を制定しました。
プラスチック削減、CO2削減、分別処理
高い密閉保存技術でフードロス削減
商品のブランディングを可能にし、食卓を彩るデザイン性
高い環境意識が根付く
ヨーロッパ発の紙トレイ
「PaperSeal®︎」が日本上陸
その抜群の環境対応力、
デザインの多様性をお試しください
「PaperSeal®」トレイシリーズは多くの面で環境に配慮した製品となっています。まず、プラスチックトレイと比べて最大で80～90％のプラスチック削減が可能になります。そして、成型前のシート状で物流・保管することができるため、従来のプラスチックトレイと比べて約10倍の量を運ぶことができ、トレイ１枚当たりの輸送燃料を大幅に削減することができます。生産～物流まで段階でＣＯ２排出量は35％、エネルギーは40％削減が可能となりました。また、内側のコートフィルムは簡単にはがすことができます。これにより分別・リサイクルが容易となります。
従来の紙トレイは成型時にトレイの縁（フランジ）の継ぎ目部分に段差ができ、気密性を損なってしまい食品の鮮度を落としていました。「PaperSeal®」トレイシリーズはトレイシーリング機構で有名なイタリアG.Mondini社と連携して開発し、構造に工夫を凝らすことにより一枚紙で継ぎ目のないトレイの縁（フランジ）を実現し、その部分を折り返して二重構造により強度のある縁を作ることに成功しました。これが「継ぎ目の無いフランジデザイン」です。そして、１枚紙のシート状のトレイを機械で成形し、内側にコートフィルムを貼り、最後に蓋フィルムをシールすることによりプラスチックと同等の気密性を確保します。更に欧州ではスタンダードとなっているスキンパック*やＭＡＰ**に対応。食品の鮮度を保つことができるため、賞味期限の延長が可能になり、食品ロス削減にもつなげることができます。
*真空状態で、形を崩すことなく食品とトレイの間を隙間なく圧着する包装 **容器内に酸素や窒素、二酸化炭素などのガスを充填して封入する包装
「PaperSeal®」トレイシリーズは多様な食品に利用でき素材が紙のため、ブランドメッセージを伝えるため360°印刷が可能です。高級感のあるパッケージや食卓にそのまま置けるようなデザインを採用できます。生産者の情報などを表示させ商品価値を高めるパッケージに仕上げることもできます。日本市場においても、使用後に紙の容器として二次利用したいと思わせるようなトレイを作り上げていきます。